従来の「カタクリまつり」から名称を変更して行われた「カタクリウィーク」は3月31日㈰をもって終了いたしました。清瀬の自然を守る会が自主運営したカタクリ案内所には、大勢のカタクリ愛好者や散策の皆さんに立ち寄っていただきました。
3月9日、松山緑地保全地域にて今年度最後のグリーンシップアクションが開催されました。企業の社員とその家族の皆さん、清瀬の自然を守る会会員の総勢55人で緑地保全活動を行いました。強風下でよいコンディションとはいえませんでしたが、無事に緑地保全活動を進めることができました。これで今年度の東京グリーンシップアクションはすべて終了しました。
2月8日(木)、雪が残る松山保全緑地で市内小学校1年生の「冬を見つけよう」の授業支援を行いました。同じ緑地内で春夏秋冬と観察してきた子供たちは、生きものを観察する視点がよく育っていました。前回までに学んだ内容をしっかりおぼえていて発言する子供もいて、とても嬉しく思いました。
12月16日(土)に続き、今年度2回目の冬の雑木林管理作業ボランティア体験が、2月3日(土)に松山緑地保全地域で行われました。一般の方17人と会員14名が参加しました。今回は市内の小学校にポスターを貼らせていただいたこともあり、7人の小中学校の児童生徒の皆さんが参加してくれました。落葉はき、落枝整理、ササの葉運びなど大人に混じって一生懸命に作業してくれました。終了後に感想をお訊きすると、疲れより楽しさをたくさん味わっていただけたようで本当によかったです。休憩時や作業後には、作業しながら見つけた植物や昆虫についての質問も受けました。「清瀬に住んでいながら、こんな素敵な緑地があることを知りませんでした」という嬉しい言葉ももらいました。このような体験の場を今後も計画していきたいと思います。
2月2日(金)、シジュウカラ用の巣箱造りを行いました。会員16人が集まり、およそ2時間かけて25個の巣箱を完成させました。たくさんのシジュウカラが新しい巣箱を使って、子育てをしてくれるといいですね。
2月27日(火)に松山保全緑地内の古くなった巣箱と掛け替える予定です。興味関心のある方は参加してください。一般の方の参加も歓迎します。
1月27日(土)、金山緑地公園と金山調節池で市内野鳥観察会を実施しました。当日は好天に恵まれ30余名の方に参加していただきました。約2時間で30種以上の野鳥を観察することができました。上空で舞うノスリとカラスのバトルも見ることができました。
1月23日(火)、中里保全緑地A地区で落葉掃きを行いました。18人が参加し、途中1回の休憩を挟んで、12時に作業が終わりました。ブルーシートを使って運び、市が用意したパッカー車に直接積み込む方法で能率的に回収することができました。回収した落葉は、清瀬の自然を守る会の会員である農家さんに引き取っていただきました。これで令和5年度の冬の雑木林管理作業はすべて終了しました。林床に日差しが降り注ぐようになり、今年の春もヒロハノアマナやカタクリが可憐なす姿を見せてくれることでしょう。
会員の高齢化が進み年々参加者が減少傾向にあります。このままでは、緑地保全活動に支障が出るのは明らかです。今後の活動の大きな課題といえます。清瀬市のかけがえのない財産でもある緑地を後世に引き継いでいくために知恵を絞らなければなりません。
1月20日(土)、市外観察会として狭山湖探鳥会を実施しました。あいにくの雨模様でしたが14名の方が参加し、タヒバリ、ハジロカイツブリ、トモエガモ、ヨシガモなど28種類の野鳥を観察できました。予報より雨の振り出しが早く、昼前には予定を切り上げて終了しました。
東京都環境局主催「里山へGO!」が1月13日(土)に松山緑地保全地域で行われました。都内から26名の方が参加し、清瀬の自然を守る会会員17名が緑地保全活動をサポートし、無事に終了しました。写真左上から時計回りに、自然観察の様子、落ち葉掃き、刈られた笹の回収作業、落ち葉の袋詰め作業です。参加者の方からは「楽しく参加できた。また参加したい。」「自然に触れ合いながらの観察や作業に子供たちが感動していた」などの感想が語られました。
12月19日(火)、中里クヌギ林での落葉回収作業が終了しました。会員12名が集い、午前中の作業で19個の回収袋にクヌギの落葉を集めました。
12月16日㈯に中里クヌギ林で、冬の雑木林管理作業ボランティア体験を行いました。当日は会員12名のほかに、東京都環境公社の募集に応募して集まってくれた8人の市外ボランティアの皆さんと公社の3人の、合計23人で落葉の回収作業をしました。午前中だけの作業でしたが、35個の回収袋に落葉をいっぱい詰めることができました。集めた落葉は地元の農家に引き取ってもらい、肥料として役立てていただきます。
冬の落葉回収は良好な緑地環境を保全していくためには欠かせない作業です。参加していただいた皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
10月28日㈯と11月4日㈯の2日間、会主催の「秋の自然体験ボランティア」を実施しました。今回は、御殿山保全緑地がナラ枯れ木の伐採による立入禁止となっているため、初めて松山保全緑地での開催となりました。小学生、大学生、シニアの方々が参加され、私たち自然を守る会のメンバーの支援と見守りの中、落枝整理・笹刈り・ノコギリ体験などを楽しく安全に行いました。おみやげには、御殿山実験農場で収穫したサツマイモと緑地内で育ったカブトムシの幼虫をお持ち帰りいただきました。
9月25日(月)に市立第三小学校の3年生の昆虫観察授業のお手伝いをしました。爽やかな秋の空気に包まれた緑地の中で、1時間ほど熱心に昆虫を探しました。子供たちだけでなく、お手伝いの私たちもとても楽しく充実した授業となりました。
令和5年度1回めの“里山へGO!”が松山緑地保全地域で行われました。台風13号の大きな影響はなかったものの、朝から小雨模様の悪条件の中でプログラムが進められました。参加した都民の皆さんは子供も大人も、一生懸命に、そして楽しそうに自然観察や保全作業に取り組みました。プログラムが途中まで進んだところで雨が強くなり、やむを得ず途中で終了となりました。
きよせボランティア・市民活動センターが主催する「夏休み自然体験ボランティア」は、今年度分が無事に終了しました。活動場所である御殿山緑地保全地域の由来や雑木林の役割の説明を聞き、ササ刈り体験、枝切り体験、実験農園での収穫体験など、暑さに負けずに活動する子供たちと保護者の皆さんの姿に元気をもらいました。残念ながら5回のうち2回が天候不良のために中止になってしまいました。秋には、清瀬の自然を守る会の主催で2回の自然体験ボランティアの会を予定しています。雨のため活動が叶わなかった皆さん、ぜひご参加ください。
令和5年度の夏休み昆虫観察会には、暑い中にもかかわらず30余名の方に参加していただき、無事に終了しました。
子どもも大人も一緒になって、約1時間半にわたり昆虫を観察したり採集したりしました。なかには大きなノコギリクワガタやオニヤンマを採集した人もいました。観察終了後の昆虫の名前合わせでは、51種類にもなりました。名前合わせの後には、昆虫たちを名残惜しそうに放していました。上の写真はその一部です。左上から時計回りに、ツクツクボウシ、キイトトンボ、イチモンジセセリ、ウンモンスズメです。